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 電気自動車 (電気+ソフト) の時代へ  (2010.112)


(←写真は三菱自動車のHPから借用したもの)

昨年(2009)、三菱自動車が電気自動車アイミーブ(i-MiEV)を発表した。
アイミーブは軽自動車をベースに大容量のリチウムイオン電池を搭載したもので、
1回の充電で160kmの走行が可能とのことだ。最高速度は130km/hというから普通のクルマと性能は変わらない。
本格的な電気自動車時代が到来したかに思える。

日経に「技術経営論からみた電気自動車」という記事が載っていた(日経新聞・経済教室2009.11.19)。
電気自動車は主要部品がケーブルで連結されるため部品配置に制約が少なく、自動車設計の自由度が大幅に向上する。
電池やモーター、インバーター、充電器などの部品相互の依存関係が単純という構造的特徴を持つという。


部品の相互依存関係が簡単になればモジュール化が進展する。いわば、設計思想がパソコンに近くなっていく。
パソコンで主要部品(CPU、メモリ、ハードディスクなど)を組み合わせるように、クルマも組み立てられるというわけだ。

現に、すでに韓国や中国からは、市場から部品を調達し組み立てた、激安の電気自動車が発売されているようである。
かつてパソコンの黎明期に、NECや富士通といった独自のアーキテクチャーをもっていたパソコンが、IBM-PCの出現と共に、
あっという間にIBM互換パソコンに席巻されたのを思い起こさせる。


いまのクルマには、数十個のコンピュータ(4ビットから高性能CPUまで)が搭載されているそうだ。
当然、ソフトウエアが大きな役割を担っている。アンチ・ブレーキロックとか、燃費向上のスロット制御は、まったくコンピュータ/ソフトの仕事だ。
あのハイブリッド車プリウスの発売初期に、ソフトの不具合で走行トラブルが頻発したことを思い起こさせる。

クルマの開発費のうち、すでにソフトの開発費が半分以上を占めている現状らしい。
電気自動車になってますますソフトへの依存度は増えるだろう。
これからは「電気とソフトウエアの時代だ」といっても、牽強付会の説として退けることはできない。(K)



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